2017-06

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  • 【付下げから長羽織に仕立て直し完成】

    付下げから長羽織の仕立て直しについて  以前の記事



    いろいろな問題をクリアして長羽織が完成しました。

    こちらは都内にお住まいの森 知子さんです。

    知子さんの長羽織をお仕立てしました。

    Facebook にアップしてくださいましたお写真。

    さん知子

    着付け講師であります森 知子さん。

    同色系で春らしくさらりとまとって下さいました。 素敵ですね!



    1月からお預りして洗い張りと筋消し加工があり

    完成まで2ヶ月ちょっと。



    仕立て経過について、うち合せはメールで

    「こういうのが憧れなんですよ」

    「こういう事もありました」 など

    想いを伝えて頂きながら仕立てることができました。


    裄巾が足りないので袖口側に足し布して

    その足し布と同じ布で「伊達衿」と「半衿」も作ってみました。

    色々なパターンでお使い頂けるかと思います。




    付下げだから裾に柄がありますので

    羽織に必要な裏に折り返す布は他からとります。

    写真がなくて残念なのですが

    裏折り返し布は きもののときの上前胸の柄と右肩の柄があるところを使ったので

    羽織衿のすそがゆれて動くとチラリと柄が見えます。



    脇は柄が優先なのでマチは付けない。

    その代り脇にポケット付けました。

     (ポケットってあるとなんとなく安心、手縫いなので入れるのは軽いものに



    今回の柄は丁度よい位置に納まってくる良い子でした。

    付下げでも柄によって違うと思うので

    さしを置いて見積もって、最善の位置をさがすのが良いですね。



    どうしても継ぎが入るのですが  

    それを感じさせない柄の存在感があると思います。

    羽織衿は仁井先生考案の衿です。


      P1020087.jpg     P1010973.jpg


    如何でしょうか?

    思い入れの深いお着物の形を変えてまとう。




    喜んで頂けましたら仕立て屋冥利につきます。




    今回、付下げから長羽織に仕立て直しをするにあたっては

    仁井永枝先生から背を押されるかたちで挑戦。

    わたし、できる? と半信半疑でしたが

    こうして完成すると不思議な流れを感じます。

    ここ数年の出来事が集約されいるのだな~と。

    おかげ様ですm(__)m。



    * 仕上がって安心しました(*^_^*)。





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    【羽織まち上のきれいな仕立て&袖口下】

    こちらは仁井永枝先生の羽織マチ上。

    表地から裏地の控え方がきれいです。

      羽織のマチ上(まちかみ)

     羽織まち上

       (写真の投稿許可頂いています)




    こちらは今回の私が仕立てた羽織のまち上です。

    が、このまるのところが怪しい・・・

    裏なので見えないところですがきれいな仕立てだと気持ち良いですから。

    P1020112.jpg



       羽織のまちとは⇒のところ

    P1020120_20170325205244173.jpg






    こちらの袖口は仁井先生仕立て。

    袖口下はごろっとせず真っすぐ。

      袖口のコツ

    袖口下




    もちろんわたしも「きれいに」を心がけています。

    が、生地の違いを言い訳にしたいが

    こてがあまいかな?

    まっすぐにはデキてる?

               P1020086.jpg





    こういう所は着用するには何ら影響ありませんが

    和裁士としてはこだわりたいところです。


    仁井永枝先生のきれいな仕立てへのこだわりは

    先生のブログに記載にされています。

    技術を文章にするのは難しいのに

    10年以上も書き続けていらしゃる。



    和服に対する思い

    きものをまとう人への思い

    日本のきも文化への思い

    そして後世の和裁士への思い


    たくさんの思いを持って・・・





    和裁に興味のある方

    和裁を勉強している方

    和裁を仕事にしている方

    是非、先生のブログをご覧ください。

     「きものを愛する和服仕立人の・・・毎日




    きれいな仕立てを見る事って大事です。

    きれいな仕立てを知るとそれを目標にします。




    東京都内・その近郊での和裁教室も開催されますよ。

    催事・ご案内  「和裁教室






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    【付下げから長羽織に仕立て直し】

    昨年、仁井ひさえ先生から教わったリメイク長羽織をブログで紹介すると

    お二人から問い合わせを頂き、その中のお一人タマゴンさん

    「思い入れの深いきものなのですが長羽織にできますか?」


    写真を拝見すると付下げ。

    うん~羽織に出来るのかな!?

    裾に柄があるから、折り返せない・・・。


    でも、とても興味があったのでおきものを拝見させて頂くことに。

    初めて都内でお目にかかり見積もるためにきものをお預りしました。

    ・柄の位置

    ・羽織丈

    ・筋消し等

    洗い張りをして取れない筋はさらに筋消し工程へ。


    色々な面をクリアし了承を頂いて

    さあ、仕立てに入りましょうと

    寸法を教えて頂くとなんと袖巾が9寸3分!

    巾が足りない、羽織だからプラス2分はほしい。


    本来は寸法は先に聞くでしょう((+_+))。

    楽しみにしているのに本当に申し訳ないです。



    だから諦めずに考えました!

    以前、日本橋きもの倶楽部さんのイベントで拝見した

    創作浄瑠璃の野澤松也師匠を思い出しました。

    袖口側に7~8cmの別布を足した羽織を纏っていらした。

    それがとてもおしゃれ。



    タマゴンさんに提案させて頂き

    足し布をどういう色にするか。

      tamagonnさん のブログ

    わたしの持ち合せの布を合わせてみました。

    柄の色に近いからし色(ゴールド)。


    P1020087.jpg

    共布ではないほうが良さそう。

    もう少し薄い色のほうが色々なおきものに合いますか。



    思案中・・・。






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    【きものから長羽織を仕立てました】

    きものから長羽織に仕立て直ししました。

    仁井ひさえ先生】から教わった長羽織の仕立て方です。

    きものから羽織を作る時は衿の背中心で接ぎが入るのが普通と思っていましたが

    背中心に接ぎは入れずに目立たないところに接ぎをして仕立てます。

    一枚目は自分用に仕立て、洋服の上にも着たいので

    袖丈は1尺。 袖丸みは船底。

    まちは付けずポケットを付けました。  【長羽織


    今回 2枚目に仕立てましたのは都内にお住まいのKさまの長羽織です。

    若い頃からおきものを着る機会が多くあったのですが

    このきものは着用すること無く、しつけが付いたまま数年経過。

    「コートか羽織にでも直すといいかしら」 と相談を受けたので

    「是非、長羽織にしましょう」 と提案させて頂きました。


    たくさんある中から選んだ羽織裏は薄いピンク色。

    表地と調和がとれてとても良い感じになっています。


    P1010877.jpg


    ここは羽織紐を付ける [ち] のところ。

    ここに接ぎをしています。

    柄があるので分かりにくいでしょう。

    P1010878.jpg



    基本形でマチを付けて

    前下がり8分付けています。

    P1010880.jpg



    きものから長羽織仕立て直すときの注意点として1つ。

    後ろ身頃の内揚げの印(折スジ)は残らないほうが良いですね。

    また隠れていた揚げの縫い代の色と表地の色が違っているとか。

    羽織の後ろは大事。



    1枚目も2枚目も着用していなかった為か色あせは無く

    スジも私が消せる程度でした。

    衿はかけ衿と地衿を使いますが多少キズがあっても

    長羽織を仕立てるとき、衽分の生地は使わずに残るので

    衽分のきれいなところも使えます。

    これでタンスで眠っていたおきものが1枚活かされますね。

    昨日 Kさまに長羽織をお送りしまして、今日到着のお知らせ頂きました。

    今年の仕事納めになります。




    皆さま 

    【仕立て屋*おおわたり】のブログをご覧頂いきましてありがとうございます。

    ただパソコンに向かって和裁について記載していくなかで

    コメントを頂いたり。

    きものイベントで声をかけて頂いたり。

    お電話を頂いたりするなか改めて
     
    観て頂いているのだと身が引き締まる想いでした。

    一つひとつお伝える事により私自身が学んでいるつもりでおります。

    こういう風にゆるりといきますが

    これからもどうぞよろしくお願い致します。

    皆さま 良い年をお迎え下さい。




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    【長羽織完成*初自撮り】

    長羽織 完成しました。

    洋服の上ですが・・・初めての自撮り。

    仁井ひさえ先生から伝授して頂いた仕立て方。 

    きものからの再生で長羽織を仕立てました。

    羽織衿は背中心で接ぎを入れるのではなくて

    「ち」もしくは「ち」から2㎝下くらいで接ぎを入れます。

     ・「ち」とは羽織紐を付けるところ。

    身ごろにもポイントがあります。

    裾が広がらず スッキリ!  (わたしのサイズLLですが・・・)


    P1010796.jpg



    羽織衿をきれいに仕上げるポイントは○で囲ったところ。

     * 接いだところがまっすぐになるようにする。

     * 縫込みは厚みを感じさせないコツがあります。

    この生地の場合厚みがあったのでつり合いが難しく

    何度も縫い直しました。

    P1010799_20161107190657541.jpg


    羽織は洋服でいえばカーディガン。

    よそのお宅に伺った時コートは脱ぎますが

    羽織は着たままで良いですね。


    きもので着ていたけれど気分を変えて、

    柄が派手に思えて手を通さずいたきものを羽織にするのはいかがですか。


    今風に長めの身丈にするのがおすすめです。

    長羽織を楽しみましょう(*^_^*)。





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    プロフィール

    Rumiko

    Author:Rumiko
    Kimono
    【仕立て屋*おおわたり】
    はじめまして 大渡留美子と申します。
    1957年ー北海道生まれ   
    18歳ー札幌の和裁学校で和裁を学ぶ。その後2ヶ所の和裁所で技術を習得。
    26歳ー2級和裁技能士修得。 自宅にて呉服店の仕立て物を請け負い、独立。
    1991年-埼玉県南埼玉郡在住   
    和裁の仕事に携わって30数年。お客様の声を聴いてお好みの着物に仕上げ、喜んで頂きたいと思っております。
    たんすに眠っている着物を、お直しすることで
    [*お気に入りの一枚*]になるかもしれません。
    着物・羽織・コート お仕立て致します。
    どうぞお気軽にご連絡下さい。

    TEL 080-1135-1159

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